1947-12-07 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第50号
この政府職員に對する一時手當支給に關する法律案竝びに勞働基準法等の施行に伴う政府職員に係る給與の應急措置に關する法律案竝びに未復員者給與法案、この三案は質疑は終了したものといたして、御異議ございませんか。
この政府職員に對する一時手當支給に關する法律案竝びに勞働基準法等の施行に伴う政府職員に係る給與の應急措置に關する法律案竝びに未復員者給與法案、この三案は質疑は終了したものといたして、御異議ございませんか。
併しそれは無條件に甘やかすのではないという立場で行くのでありまするから、この臨時金融のためには、經營者竝びに勞働者のそれぞれの側におきまして一段の奮發と工夫を願うということであつて、單に勞働者だけに犠牲を強要するというような観念は毛頭持つておりません。
意味のことは考えておりませんので、現地におきまして勞資双方の參加を得て、お互に協力してやつておるのであつて、東京から參つた者がいわゆる決議執行機關であつて、現地の勞働組合の代表者が諮問機關、そういうような區別は少しも考えておらずに、皆が同じ立場で現地においてそれぞれ調査をしておるというような恰好になつて、勿論東京から參つた者ですから、東京から行つて調査をする方が大體聽く立場、そうして現地の資本家竝びに勞働
○國務大臣(水谷長三郎君) それはあの石炭非常増産對策要綱におきましても、いわゆる原則としてはこれは經營者竝びに勞働者側の自主的協力でやつて頂きたいということで、作業方式その他の點につきましても、皆自主的にやつて貰う態勢を取つております。それはいまだに變りません。
その作業方式にいたしましても、い、ろ、はと三つをあげまして、そのうちどちらかをとつてもらいたいという方法をとつておりまして、できるならば經營者竝びに勞働者の自主的協力によりまして、あの非常増産對策要綱に副うてもらいたいという考えをもつております。
をはずすことができる品目もあり得るではないか、すなわち賃金を動かさずに勞働者の生活を緩和するために、實質賃金を高めるという意味において、物價の方を直して、そうして生活費を輕くするということも考えられるのでございまして、これらのことは、中勞委の裁定にありますところのいわゆる臨時賃金委員會というものが十一月中にできることになつておりまして、これについては係數に明るいところの使用者側といいますか、政府側竝びに勞働
そこで我々といたしましては、石炭非常増産對策要綱を發表いたしまして、この要旨に基きまして、業者竝びに勞働者が自主的協力によりまして、そうして増産對策を整えてやつて行くという工合に考えております。
ただこの法文にありますように、この石炭非常増産對策要綱というものは、あくまでも經營者竝びに勞働者の自主的協力でやつてもらいたいということを、われわれは原則としてうたつておるのでありまして、その自主的協力でどうしてもやれないという場合において、必要な法的措置を講ずる決意があるということを考えておる次第であります。
○庄委員 大臣のお説はよくわかりましたが、仰せの通り、この法案が通過いたしまして、國民の協力を得ると豫想いたしましても、少くとも現在におきましては、先ほど申したようにいろいろ異論があるのでありまして、業者竝びに勞働者側の考え方が、相當隔つておるように、われわれは思うのであります。
いわゆるこの私企業と公企業の長所を、能率的に加えましたものが、この法案でございまして、この法案によりまして、御指摘のような、いわゆる企業をたな上げにしたとかせぬとか、そういうことは、この法案の内容には少しも盛られておらないのでございまして、それはあくまでも、この法案を中心にいたしまして、政府、經營竝びに勞働の三位一體の協力態勢を實現するというところがねらいでございまして、そういうような一方に偏するというような
すなわちこれまで傾斜生産の最高政策のもとにおきまして、政府が終戰以來やつてきたものは、みなそれぞれ各論の一つ一つになつているのでございまして、われわれはこれまで歴代内閣が終戰以來やつてきたこと、さらにまたわれわれが今後やろうといたしまして、閣議で随時決定いたしましたそれらの問題が、全部具體的な政策で、そういう具體的な政策を強力に、いわゆる政府經營者竝びに勞働者が三位一體の協力態勢を整える體制といたしまして
先日の公聽會において、業者竝びに勞働者の間に、政府が山に對する認識がいかに淺いかということを、増産に信念のない一つの理由としてこれをあげている。山は二年や三年ではたして效果であるのかどうか、こういう畫期的な一つの管理をやろうとする場合に、三年と期限を切つたのは、私どもにはどうしても納得ができない一つの問題であります。
從つてこの方針でいきまするが、しかし生悦住君も御案内のように、日本の今日の經濟状態というものは、最重點主義と申しましても、それにはある一定の限度があるのでございまして、あるいは百パーセント以上に資材が十分にいくということは言えませんが、少くとも經營者竝びに勞働者がくふう奮發していただければ、三千三百萬トン達成に必要な資材は、責任をもつて給供するというぐあいにひとつ御了解を願いたいと思います。
○水谷國務大臣 私はこの法案に對しまして、終始一貫政府、經營者竝びに勞働者の三位一體の協力態勢を唱えておる關係上、この法案成立にあたりましては、できるだけ勞資双方の圓滿なる了解を得たいと種々努力いたしましたが、私の努力の足らない點か、あるいは政府の誠意の足らざる點か、遂にその努力がある程度失敗に歸したことは、これは、言までもございません。
この一つ一つの問題というものは、政府が具體的に一々指圖するのでなしに、大綱を推進いたしますならば、あとは經營者竝びに勞働者の自主的判斷によつてやつていただくということになつておりまして、きようの閣議で大體このいわゆる石炭非常増産對策要綱を推進する二つの問題を決定いたしまして、これによつて著々やつていくていうぐあいに考えておる次第でございます。
われわれといたしましては、この石炭非常増産對策要綱というものは、この九の精神に從いまして、できるだけその經營者竝びに勞働者の自主的協力によつてやつていただきたいというのが念願であるのであります。われわれはそれに對しては一定の期間をかさなければならないということは言うまでもないのであります。さらにまた、ただいま御質問の税の問題に關しましては、これは單なる研究ではございません。
それを初めて商工大臣が承認するということをお答えいたしましたが、その共同推薦をやつたところの經營者竝びに勞働組合の方では、この石炭局長は見込み違いであつた、ひとつかえてもらいたいということがあれば、商工大臣としては、それを認めるという含みもございますので、今前田さんから御指摘になられたように御心配は、そういう運用の面におきまして十分達することができるのではないか。このように考えております。
石炭の増産は繰返して申しますように、全國民の犠性によりまして、政府經營者竝びに勞働者が三位一體として協力しなければ、石炭の増産はできないというのが、われわれの搖ぎない信念でございまして、われわれはそういう立場において今度の賃上げ問題に對しましても、もちろん、これは當事者双方が決定すべき問題でございますけれども、政府はこれに對して重大なる關心を拂つておる次第でございます。
マツカーサー元帥からの書簡にもありますけれども、物事には濶滑油なり、あるいはまた、たとえば百パーセント割當量を供出してさらに二十萬トン生産が上つたという場合に、上つた分は經營責任者竝びに勞働者の大きい手柄である。この手柄に對して、淵上君も言いましたように、思い切つて能率給を認めて、勞働者を優遇してやる。
勞働者の場合におきましても、最後までそういうことをやらずに、經營竝びに勞働者の自主的協力によつて、石炭の増産をやつていつてもらいたいと思うのでありますが、しかしそれがうまくいかなかつた場合におきましては、法的措置を講じて、故意の妨害者に對しては斷固たる處置をとるという方針に關しましては、決して一方に偏することなく公平にやらねばならないし、政府といたしましてもやるつもりでございますが、しかし繰返して申
それから政府では、本行為を爭議行為とみなし、しかも悪質な爭議行為として、文官任用令あるいは公務員法を適用すると言つておるが、勞働組合法の第一條第二項の關係、竝びに勞働組合法第十一條の關係、竝びに勞働關係調整法の第四十條の關係と、公務員法竝びに文官任用令との優先的な適用問題について、政府はどう考えておるか。どちらが優先的に適用されるものかどうかという點についてもお聽きしたい。
かりに淵上さんが私の立場に立たれても、この現在の石炭事情、さらに現在の經濟事情を併せ考えまして、即座に業者竝びに勞働組合の要求をば百パーセントに容れることができるかどうかということは、立場を置きかえて、ひとつお考え願つていただければ、私の申しておることは、額面通りに御了解願える、このように考えております。
さいわい業者の側におかれても、さらにまた勞働組合の側においても、炭價竝びに勞働賃金、この問題は別として、ここに盛られたところのいわゆる石炭非常増産對策要綱というものは、趣旨としてはこれは賛成である。これに反對すべき筋合のものは何もないというお言葉を兩方から最近の會談においても聞いておるような次第であります。
○水谷國務大臣 御案内の通り、最近石炭非常増産對策要綱に關しまして、業者竝びに勞働組合の代表者と、六日間六囘にわたつて會見を申し上げました。そのとき業者側からは、いろいろ有益なる御意見を拜聽したのでございまするが、中心問題は炭價の問題でございました。さらにまた勞働組合側からも、いろいろ有益な御意見を拜聽いたしましたが、その中心問題は、千八百圓ベースの問題でございました。
さいわい經營者竝びに勞働者の方々が、現在の日本の經濟危機及びこの段階における石炭増産の重要性というものは、十分認識してくださるものであると固く信じておりますがゆえに、われわれはすぐ最初から法的措置を講じなくても、經營者竝びに勞働者の自主的協力によつて、これらの目的を達することができるとわれわれは固く信じておる次第でございます。
而も何とかして増産をしようというときに甚だ苦しい勞働の強化であるけれども十時間に延長して、そうして二交替制で行くというような方法、こういうような種類の方法を是非經營者竝びに勞働者の救國の熱意に訴えて一つ勞働協約によつてそういうことをやつて行きたい。
○國務大臣(米窪滿亮君) 大したことはございませんが、勞働基準法に基くところの勞働者の就業の規則竝びに勞働條件、こういつたことを石炭のやまに適合するように決めて行きたい。こういう工合に考えております。
病氣には詐病ありといいますが、原則として、科學的客觀的に診察できるのでありますが、失業給付の要件たる勞働能力及び勞働意思の存すること、竝びに勞働の機會なきことは、これを證明する方法は、結局職業安定所あるにすぎないのであります。その職業安定所にしましても、失業者に勞働意思の存するや否やの判定が、非常につきがたいのであります。
搾取の限界について考えられまするのは、事業主にして勞働基準法を正直に守り、また賃金においては業種別基準賃金を嚴守し、さらに福利厚生施設においても普通以上に備えている事業主でも、それが勞働者から搾取していると言われるものであるかどうか、これは今後わが國の産業問題竝びに勞働問題に重要なる意味をもつものでありまするから、大臣の見解を伺つておきたいのであります。
しかも法律ではうたつておりませんが、運用の面におきましては、先日も申し上げましたように、石炭局長及び石炭局員というものは、商工大臣が法によつて勝手にきめるというようなことなしに、たとえば九州地方の石炭局長というような場合におきましては、九州地方の經營者の團體、あるいは鑛業會なら鑛業會、さらにまた勞働者の團體、勞働組合というものに諮問いたしまして、經營者竝びに勞働者の面から見て、納得できる人をば共同に
○水谷國務大臣 第一の問題でございますが、これはこの法案をよく読んでいただけばわかるのでございまして、今度の法案の特色はいろいろございまするが、その特色の一番大きなものの一つは、言うまでもなく、ただいま岡田委員が申されましたように、勞働者を經營の面まで引上げてまいりまして、政府、經營者竝びに勞働者が、對等の立場においてやつていくということが、一番大きな特長の一つでございまして、それは岡田君の言われておる